光回線お役立ち情報

光回線の速度は測ってる?状況別の平均速度と計測方法を解説!

光回線 速度

光回線を利用していると、「どれほどの通信速度が出ているのが普通なんだろう?」と思うときがあります。

光回線の平均速度は、利用するサービスや環境によって違います。

利用しているサービスや環境を確認のうえ、平均速度をチェックしてみましょう。

タイプ別 光回線の平均速度

今の光回線は、サービスによって最大通信速度が異なります。

大きく分けると以下の2種類があり、それぞれで平均速度が違います。

  • 定番光回線
  • 次世代光回線

定番光回線

最大通信速度が1Gbpsで光回線は全国規模で提供エリアが広く、今や定番サービスといえます。

定番光回線の平均的な通信速度は、下りと上りどちらも約200Mbpsである場合が多いです。

事業者や利用地域によって異なる場合があるため、おおよそ200〜300Mbpsが平均と考えるといいでしょう。

200〜300Mbpsも出ていれば、ネットサーフィンからオンラインゲームまで快適に利用できます。

次世代光回線

最近では、最大通信速度が1Gbps以上である下記の次世代光回線の普及が進んでいます。

次世代光回線は主に以下のサービスがあり、今は最大通信速度が10Gbpsであるものが増えてきました。

サービス 最大通信速度
auひかり5ギガ、10ギガ 5Gbpsと10Gbpsを展開
NURO光 2Gbpsと10Gbpsを展開
フレッツ光クロス 10Gbps
各社光コラボの高速通信プラン 10Gbps

通信速度の測定結果集計サイトを見てみると、平均速度が1300Mbps以上であるサービスが多いです。

1000Mbps以上の速度が出ていると、4K動画の視聴が快適になり、オンラインゲームの遅延はさらに少なくなります。

集合住宅

集合住宅の場合は、平均通信速度が30Mbpsから300 Mbpsと振れ幅が広いです。

集合住宅では、配線方式が以下のどれを採用しているかで最大通信速度が変わるからです。

配線方式 最大通信速度
光配線 100Mbps〜1Gbps
LAN配線 100Mbps
VDSL 100Mbps

集合住宅内で同時に光回線を使う人数で通信速度が変わる点も、平均値に振れ幅が出る要因の1つです。

少なくとも30Mbpsを下回っていると、通信速度が遅い状態なのは確かです。

30Mbps以上出ていれば、ネットサーフィンからオンラインゲームまで問題なく利用できるでしょう。

しかし、100Mbps以下では4K動画のダウンロードに時間がかかる場合があります。

またオンラインゲームの遅延を最小限にするのは難しくなります。

光回線の速度を測る方法

家のネットが遅いと感じたら、測定して速度が平均を下回っていないか確認しましょう。

光回線の通信速度は、以下のサイトを使うと簡単に計測できます。

サイト 特長
Google Speedtest Googleで「speedtest」と検索するだけで表示されるので、もっとも手軽に利用できる。
みんなのネット回線速度 接続方式別での速度とPing値、ジッターが表示される。ユーザーが行った通信速度の計測結果を公表しており、同じ地域で同じサービスを利用している人のスピードが調べられる場合がある。
Speedtest.net 簡単に計測できるうえに、自動で正確な数値が測れるサーバーを選択してくれる。

上記のサイトは、スマホとパソコンのどちらでも利用できます。

まとめ

サービスや状況別での光回線の平均通信速度は、以下の通りです。

光回線の種類、または状況 平均速度
定番光回線 200〜300Mbps
次世代光回線 1300Mbps
集合住宅 30〜300Mbps

計測して上記の数値をはるかに下回っていた場合、原因を探りながら対処する必要があります。

もし平均速度を下回っていても、誤差レベルの数値であれば特に問題はありません。