光回線お役立ち情報
光回線にはさまざまな種類があり、大まかに分けると以下の5つがあります。
種類ごとに、料金形態や通信速度などが違います。
種類別に特徴を知ると、自分にはどのような光回線が向いているか見えてくるでしょう。
フレッツ光は、光回線の普及がはじまった時代からあるサービスです。
フレッツ光はNTT東西が長く提供しているので、信頼できるイメージを抱く人は多いと思います。
フレッツ光では、光回線とプロバイダーの契約が別となっています。
そのため、光回線とプロバイダーの両方を契約しないとインターネットを利用できず、それぞれの料金も別々に支払わないといけません。
今はフレッツ光以外のほとんどのサービスが、光回線とプロバイダーの契約を1つにまとめています。
現在では、光回線とプロバイダーの契約が別々になっているほうが珍しくなりました。
光コラボは正式名称が光コラボレーションで、NTT以外の事業者がフレッツ光の回線を借りてサービスを提供するタイプです。
光コラボでは光回線とプロバイダーの契約が1つにまとまっていて、まとめて両方の料金が支払えます。
現在はあらゆる事業者が光コラボを展開しており、多くのサービスがありますが、代表的なものは以下の3つが挙げられます。
ドコモ光はドコモ、ソフトバンク光はソフトバンク、ビッグローブ光はauのスマホとセット割が組めるので人気です。
またSo-net光とnifty光もauとのセット割に対応しており、auユーザーは光コラボの選択肢が豊富です。
他には、対象の格安SIMとセット割が組める光コラボもあります。
光コラボはフレッツ光の回線を利用するので、フレッツからの乗り換えなら工事をする必要がありません。
また光コラボ同士の乗り換えでも工事が不要です。
電力計光回線は、電力会社が提供しているサービスです。
地域ごとに以下の電力会社が、以下の通りにサービスを提供中です。
地域および電力会社 | サービス |
---|---|
中部電力 | コミュファ光 |
関西電力 | eo光 |
中国電力 | Pikara光 |
四国電力 | MEGA EGG |
九州電力 | BBIQ |
電力系は電力会社独自の光通信網でサービスを提供していますが、品質はフレッツ光や光コラボと同等といえます。
またどの電力系光回線もauのスマホとのセット割が組めます。
独自回線系は、フレッツ光や電力系のどちらでもなく自社独自の光通信網でサービスを提供するタイプです。
独自回線系のサービスは少なく、現在はauひかりとNURO光が該当サービスです。
光コラボやフレッツ光と比較すると利用者が少ないため、通信速度が速いメリットがあります。
フレッツ光や光コラボ、電力系の最大通信速度は基本的に1Gbpsです。
最大通信速度が1Gbpsよりも速いサービスが、次世代光回線です。
NURO光が2ギガと10ギガのサービスを開始してから、次世代光回線に注目する人が増えつつあります。
現在は、光コラボの一部事業者と独自回線のauひかりが10ギガ対応プランの展開を開始しています。
次世代光回線は従来の光回線よりも通信速度が速いので、以下の目的で使用するのがおすすめです。
しかし、普及は発展途上の段階で、提供エリアはまだ限られています。
また従来の光回線よりは利用料金が高めなので、通信速度を速くする必要がなければ利用する意味がありません。
本記事で挙げた光回線の5種類のうち、現在の主流なのは光コラボと電力系、独自回線系といえます。
光コラボと電力系、独自回線系は提供エリアの範囲が広く、携帯会社とセット割が組めるメリットがあるので第一候補になりやすいです。
次世代光回線も魅力ですが、提供エリアに限りがあるので主流になるのはまだ時間がかかると考えられます。